※ここでは当サイトの「資料室」の「>> マーケティング・プロセス」をより簡略化し、実際に考えやすくしたものを記載しています。
商売を始める(している)ときは、常に次のことを考えてください。
それは、
「自分は誰のどんな諦めていた悩みを解決できるか?」
———ということです。
ここでの「悩み」とは、「どうしよう・・・」という通常の意味での悩みに加え、「もっと快適に暮らしたい・・・」「もっとラクしたい・・・」といった幅広い意味での悩みです。
人は、
●必要性を感じないものは購入しない
●「必要だ」と思うものについては、安いものを選ぶ
●「欲しい」と思ったものにはお金を出す
———といった行動を取ります。
お客様は「自分が悩んでいたこと」が解決できると知れば、「欲しい」と感じるでしょう。
これには「まだ、気付いていなかった悩みに気付き、ハッとしたとき」も含まれます。
その為、「自分は誰のどんな諦めていた悩みを解決できるか?」ということを絶えず考えることが大切になります。
商売では「売る」という発想ではなく、「お客様から欲しい」と思ってもらうことが大切です。
「売るしくみ」という考え方は、会社都合であり、短期的に売り上げをあげることを狙ったものです。
これに対し、「売れるしくみ」とはお客様に視点を置いたもので、売り込まなくていいようにお客様の方から「買いたい」と言ってもらえるようにする取り組みです。
長期的な視点で取り組むことで安定した売り上げを確保することができるようになり、仕組みができあがれば効果は急速に現れてきます。
その為には、顧客視点に立ち、手順通りに、じっくりと、論理的に考えることが大切です。